こんにちは。KENです。
今回は、玉ねぎの保存方法についてご紹介いたします。
玉ねぎには通年で購入できる「黄玉ねぎ」と、4月~5月にかけて流通する「新玉ねぎ」がありますが、本記事で解説しているのは前者の黄玉ねぎとなります。
●玉ねぎの選び方は皮や形をチェック!黒いシミは何?
家庭で出来る玉ねぎの保存方法
家庭で出来る玉ねぎの保存方法として以下のパターンが存在します。
(2)夏・冬に保存する場合
一つずつ解説していきます。
常温保存する方法と期間は?
玉ねぎは高温多湿に弱い野菜なので、基本的には常温で保存するのが最もお勧めです。
玉ねぎを保存する上での適温は1℃~15℃であるため、この気温内であれば常温で保存するようにしましょう。
その際、玉ねぎはネットやストッキングに入れて、風通しが良くて日光が当たらない場所に吊るしておくと鮮度を落とさず保存できます。
ネットやストッキングを利用する理由は通気性がいいからで、ネットの網目から空気が入り、玉ねぎを湿度から守ることが出来ます。
玉ねぎが湿気を含むとカビが生えてきたり、中身が傷んで柔らかくなるため注意が必要です。
ただ、ネットを吊るす場所がない場合は段ボールに入れて保存することもできます。
この場合、玉ねぎを1個ずつ新聞紙に包んでおき、風通しが良くて日光が当たらない場所に保管しておくといいでしょう。
これらの処置を実施した玉ねぎであれば、常温保存でも1ヵ月~2ヵ月は保存できるとされています。
しかし、これらはあくまでも目安に過ぎないため、早く消費してしまうのに越したことはありません。
また、新聞紙で包んだ玉ねぎは見た目の変化が分かりづらいため、定期的に触って硬さをチェックしたり、新聞紙を剥がして様子を確認しておきましょう。
夏・冬の保存方法や期間は?
先述した通り、玉ねぎを保存する上での適温は1℃~15℃とされています。
そのため、この気温を下回ったり、上回ったりする場合は冷蔵庫で保存するのがお勧めです。
夏の場合
玉ねぎは高温多湿に弱いため、夏場に玉ねぎを常温で放置すると傷みが進行してしまい、最終的には腐敗してしまいます。
冷蔵庫で保存する方法としては、まず玉ねぎを1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包みます。
その後、その状態の玉ねぎをポリ袋に入れ、冷蔵庫の冷風が直接当たらないようにします。
ただ、注意点としては「野菜室」で保管しないということです。
通常の野菜であれば野菜室で保管しますが、野菜室は湿度が高く設定されているため、多湿に弱い玉ねぎには不向きなのです。
冷蔵庫で玉ねぎを保管する際は野菜室以外で、なおかつ、冷風が直接当たらない場所がいいでしょう。
この状態で保管された玉ねぎであれば、おむね1ヵ月は保存できるとされています。
冬の場合
冬の場合は常温保存できるケースもありますが、その際は先ほど説明した通り、以下の処置を行います。
(2)段ボールで保管する場合は、玉ねぎを1個ずつ新聞紙で包んで湿気から保護する
ただ、真冬の場合は室内よりも冷蔵庫の方が適温の可能性もあるため、あまりにも寒い時期は冷蔵庫で保管するといいでしょう。
冷蔵庫で保管する方法は先に説明した通りで、玉ねぎを新聞紙で包んだ後にポリ袋に入れ、野菜室以外で、なおかつ冷風が直接当たらない場所で保存しておきます。
なお、冬場で常温保存した場合の期間は約1ヵ月~2ヵ月で、冷蔵庫で保管した場合は約1ヵ月を目安として下さい。
使いかけの玉ねぎを保存する場合
使いかけの玉ねぎを保存する場合は冷蔵庫で保管することになりますが、冷蔵庫に入れる前に以下の処置を行っておくと鮮度を保つことが出来ます。
(2)玉ねぎをラップで包む
(3)ジップ付きの保存袋に入れて冷蔵庫で保管する
使いかけの玉ねぎを冷蔵庫で保管する際は必ず玉ねぎの水気をキッチンペーパーでふき取って下さい。
玉ねぎは多湿を嫌う野菜なので、水気がある状態で保管するとその部分からカビが生えたり、腐食したりするからです。
また、玉ねぎの切り口が空気に触れると酸化するため、鮮度を一定に保つためにはラップでしっかりと包んでおく必要があります。
玉ねぎの水気をふき取りラップで覆ったら、今度はポリ袋に入れて冷蔵庫で保管します。
ただ、野菜室は湿度が高く設定されているため、野菜室以外の場所に保管すると更に鮮度を保ちながら保存できます。
この状態で保存した場合、約3日~4日は保存がきくとされています。
しかし、一度カットしてしまった玉ねぎは劣化が早くなってしまうため、可能であれば翌日には消費してしまうといいでしょう。
なお、これは冷凍保存する場合も同じなので、上述した処置を行った後で冷凍庫に入れて保管して下さい。
コメント