こんにちは。KENです。
今回は、ブロッコリーの茹で時間について解説いたします。
「野菜の王様」とも言われるブロッコリーですが、美味しく食べるためにはどれくらい茹で時間を確保すればいいのでしょうか?
ブロッコリーの茹で時間は何分がベスト?
ブロッコリーは房と茎の部分があり、どちらの加食部位となりますが、茎の方が分厚いため、房と比べて火が通りにくいという性質があります。
この点も考慮して、1分~4分の茹で時間でそれぞれの部位がどのような食感になるのかを以下にまとめました。
茹で時間1分
茹で時間が1分だと、房・茎ともに硬い食感が多く残っています。
そのため、サラダなどの生食には向かないというのが一般的でしょう。
もちろん、硬い食感がお好きな方は1分の茹で時間でも問題ないはずですが、その食感は”ほぼ生”というのが正直な感想です。
余程の理由がない限り、茹で時間1分はお勧めしません。
茹で時間2分
茹で時間が2分だと、房の部分は適度に柔らかかくなり、食べごろな食感になりました。
その一方で、茎の部分にはまだ硬さが残っているため、こちらはもう少し茹でた方がいいかもしれません。
十分に火が通っていないブロッコリーには硬さに加えて青臭さも残ってしまっており、これが原因で食べられないという方も少なくないはずです。
少し硬めのブロッコリーがお好きな方は茹で時間2分でも十分だと思われますが、心配な方はもう少し茹でた方が賢明です。
茹で時間3分
茹で時間が3分になると、多くの方が美味しく食べられる硬さになるかもしれません。
というのも、この時点でブロッコリーにほんのりとして甘みが出るようになったからです。
茹で時間が1分~2分までのブロッコリーには青臭さや苦味があり、私としては美味しいとは思えなかったというのが正直な感想です。
ただ、茹で時間が3分になると、ブロッコリーに甘みが宿るようになって、無理なく食べられるようになりました。
しかし、完全に硬さがなくなったわけではないため、人によっては食べごろはまだ先という感想を持つかもしれません。
茹で時間4分
茹で時間が4分になると、劇的な変化が見られます。
それは、茎の部分に箸が通るくらい柔らかくなっているということです。
房に比べて可食部が分厚い茎に箸が通るということは、それだけ火が通っていることなので、多くの人にとって食べ難い硬さということはないはずです。
実際に私がブロッコリーを茹でてみた結果、最も食べやすいブロッコリーの茹で時間は4分がベストだとという結論に辿り着きました。
もちろん、人によって好みは千差万別なので、自分の好みや状況に合わせて茹で時間を調整してみて下さい。
柔らかめにしたい時は?
ブロッコリーを柔らかめにしたい時は、茹で時間5分をお勧めします。
先ほどは1分~4分までの茹で時間を検証しましたが、実は、5分の場合も検証していました。
茹で時間を5分にすると、茎の部分が箸で切れるほど柔らかくなっていました。
また、房の部分は箸で持ち上げた瞬間にボロボロと崩れる個体も出てきたのです。
個人的な好みで言えば、これほど柔らかくなってしまったブロッコリーは美味しいとは思えませんが、小さいお子さんが食べるには最適かもしれません。
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