こんにちは。KENです。
今回は、アボカドの水耕栽培についてご紹介します。
アボカドは温暖な地域で育つ果物ですが、実は、冬でも水耕栽培で育てることも出来ます。
今回は、私が実践した冬場の水耕栽培についてご紹介いたします。
アボカドの水耕栽培を冬場にする方法は?
冒頭でも触れた通り、アボカドは温暖な地域で育つ果物であるため、冬場に水耕栽培する際には気温に注意する必要があります。
一般的にアボカドが順調に発芽するための適温は20℃とされているので、冬場に水耕栽培する場合は、エアコンなどで室温をこの温度に調整することが必須となります。
気温が極端に低くなると生育不良を起こしてしまい、発芽・発根しない確率が高まるため、しっかりと成長を促すためにも温度管理には最大の注意を払う必要があります。
温度の次に注意すべくことは水やりの頻度と量です。
というのも、アボカドにとって冬は休眠期に当たるため、それほど水を必要としていないのです。
冬場以外であれば1日1回のペースで水やりをする必要がありますが、冬場では2日~3日に1回の頻度でも問題ありません。
また、冬場の水道水はとても冷たいため、そのままの状態で水やりするのではなく、常温に戻してから水やりするようにしましょう。
なお、日照が不足することでも発芽する可能性が低くなるため、アボカドの種を日が当たる場所に置くなどして、十分に日光を浴びられるような環境にして下さい。
このように、冬場でも水耕栽培することは可能ですが、手間が増えるため、よほどの事情がない限り、冬以外でのシーズンに水耕栽培を始めることをお勧めします。
水耕栽培の期間は何日?いつまで?
アボカドの種の成長速度は個体差は生育環境によって大きく左右されるため、水耕栽培の期間を明確に区切ることは出来ません。
ただ、一般的にアボカドの種は2~3週間で発芽することから、これ以降は根の状態をよく観察し、十分に根が伸びていれば、その時点で水耕栽培を止めて土に植え替えていいでしょう。
しかし、アボカドは寒さに極端に弱いため、たとえ発芽や発根が十分だったとしても、冬場に植え替えを行うことは避けた方が賢明です。
というのも、冬の低気温や霜が根にダメージを与えてしまい、種の成長を阻害する恐れがあるからです。
また、真夏に植え替えをすることも避けた方が無難です。
アボカドは温暖な地域で育つ果物ですが、極端に高温になる真夏に植え替えをすると、これも根にダメージを与えてしまい、十分に発育しない可能性があるからです。
以上のことから、アボカドの水耕栽培を止めるタイミングは根が十分に発達した時となりますが、土に植え替える時期は真夏と冬を避けるようにして下さい。
アボカドの種を土に植え替える最適な時期は5月~6月なので、この時期に水耕栽培から以降するためには、4月~5月に水耕栽培を開始するといいでしょう。
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