カットキャベツ(半分・半玉)の選び方/見分け方

美味しい野菜の見分け方

こんにちは。KENです。

今回は、美味しいカットキャベツ(半分・半玉)の選び方を解説いたします。

過去の記事では美味しいキャベツ(1玉)の選び方について述べましたが、今回は半分にカットされたキャベツの選び方(見分け方)になります。

既にカットされたキャベツでも鮮度の見極め方があるので、今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

損しないカットキャベツ(半分・半玉)の選び方/見分け方は?

半分にカットされたキャベツの鮮度をチェックするためには、以下の3つのポイントに注目しましょう。

(1)芯の長さ

(2)断面の色

(3)葉の詰まり(重なり)具合

芯の長さ

半分にカットされたキャベツは断面から芯の長さを調べられます。

結論から言うと、カットキャベツを買う際には芯が短い個体を選んで下さい。

具体的には芯の長さが「半分以下」または「1/3程度」の個体を選ぶようにして下さい。

芯が短い個体を選ぶ理由は以下の2つです。

●可食部が大きい

●葉肉が硬すぎない

これとは逆に芯が長いキャベツの特徴がこちらです。

●可食部が小さい

●葉肉が硬くなる

●苦味が出てくる

キャベツは収穫された後も芯から水分を摂取して成長し続けています。

つまり、芯が長いということは、それだけ芯が成長しているということになります。

ただ、芯が成長するための栄養は葉から取られているため、可食部である葉肉の食味が落ちしてしまい、苦味が出てきてしまうケースがあるのです。

また、葉肉に栄養がない分、葉肉そのものが硬化してしまい、食感も落ちてしまいます。

この食味の違いは生で食べた時に強く感じるため、キャベツをサラダなどにして生食する場合は特に注意が必要です。

断面の色

カットキャベツを買う際には断面の色にも注目して下さい。

一般的にキャベツは緑色のイメージが強いため、カットの断面も緑の方が新鮮だと考えがちです。

勿論、キャベツ1玉の場合であれば、葉が緑の個体を選ぶのが正解です。

しかし、カットキャベツに至っては間違いです。

なぜなら、カットされた直後のキャベツの断面は淡い黄色だからです。

時間の経過に伴いカットされたキャベツの鮮度は落ちていきますが、鮮度が落ちるにつれて断面は黄色から緑色に変色していくのです。

つまり、カットされた断面が緑の個体ほど、それはカットされてから時間が経過しているものであり、鮮度が落ちている何よりの証拠と言うわけです。

キャベツ1玉とカットキャベツでは鮮度の見極め方が真逆であるため、この点に注意して下さい。

葉の詰まり(重なり)具合

最後にお伝えする「葉の詰まり(重なり)具合」についてですが、これは冬キャベツと春キャベツでは選び方が真逆になります。

まず冬キャベツのカットを買う際には、葉が隙間なく詰まっているものを選んで下さい。

冬キャベツは葉肉が厚くて巻き(反り)が強い個体ほど食味も良好です。

そのため、美味しい冬キャベツをカットした場合、その断面には隙間が殆どないのです。

これとは逆に、春キャベツの場合は出来るだけ軽い個体を選んだ方が美味しい個体を引き当てやすくなります。

春キャベツはふんわりとした食感が最大の特徴で、葉の巻き(反り)も強くないものが美味しい傾向にあります。

そのため、冬キャベツとは真逆に、春キャベツの場合は葉と葉の間に隙間がある方が美味しいというわけです。

つまり、春キャベツのカットを買う際には、断面に隙間がある個体の方が食味が良いということになります。

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