煮干しを食べ過ぎるとどうなる?気持ち悪い+下痢の原因は?

豆知識

こんにちは。KENです。

今回は、煮干しについて取り上げます。

私はカタクチイワシの煮干しを酢漬けにして、毎日少量ずつ食べています。

煮干しというと、カルシウムを豊富に含んでいてダイエットにも良いというイメージが強いですが、食べ過ぎるとどうなってしまうのでしょうか?

煮干し食べ過ぎるとどうなる?気持ち悪い原因は?

いくら栄養を豊富に含んでいる煮干しといえど、食べ過ぎてしまえば、それは人体にとって毒になります。

煮干しを食べ過ぎたことで起きる主な異常については以下のようなものがあります。(※①)

(1)高血圧
(2)高尿酸血症
(3)痛風
(4)尿管結石
[※①参考文献]
●https://chisou-media.jp/posts/6072

煮干しには栄養が豊富に含まれている一方で、塩分も多く含まれていることから、食べ過ぎてしまうと塩分を過剰に摂取してしまい、高血圧になってしまう恐れがあります。

また、プリン体も多く含んでいるため、煮干しの過剰摂取は高尿酸血症や痛風・尿管結石なども発症する可能性が高くなります。

ただ、中には煮干しを食べると吐き気を催したり、気持ち悪くなる方もいます。

この場合、煮干しの品質が劣化している可能性が考えられます。

実は、保存期間が長期になると、煮干しは「油焼け」という現象を起こしてしまい、食中毒に危険性が高まるのです。(※②)

[※②参考文献]
●https://yosemite8.xsrv.jp/post-94958

油焼けは煮干しの脂肪分や油分が酸化したことで起きる現象であり、表面が赤色や黄色に変色し、風味も著しく劣化しています。

そのため、煮干しの見た目に少しでも異変や違和感を感じたら、食べずに廃棄することをお勧めします。

なお、気持ち悪くなる別の原因としては「ヒスタミン中毒」の可能性もあります。

煮干しに多く使用されているイワシやサバ、マグロなどにはヒスタミンという成分が多く含まれていることがあり、これに中毒してしまうと、吐き気・頭痛・蕁麻疹(じんましん)などの症状が現れます。

煮干しにはヒスタミンの元となるヒスチジンが多分に含まれていますが、保存期間が長期に渡ったり、不適切だったりすると、ヒスチジンがヒスタミンに変性してしまうのです。

そのため、煮干しを保管する際には25℃以上の高温は避けるようにし、さらに低温の場所でも長期間保存するのは控えましょう。

下痢になる原因は?

煮干しを食べると下痢をしてしまう方も少なくないようです。

煮干しを食べた後に下痢になってしまう方は、体質的に煮干しが合っていない可能性があります。

実は、煮干しは腸での吸収率が高くなく、消化不良になりやすいようなのです。

そのため、特に食べ過ぎたわけでもないのに煮干しを食べた後に下痢をしてしまう方は煮干しが合っていない可能性が高いのかもしれません。

なお、煮干しを食べ過ぎた後に下痢をしてしまう方は、食べ過ぎによる消化不良が原因(※③)なので、この場合は食べる量を控えるようにすれば下痢は改善すると思われます。

[※③参考文献]
●https://chisou-media.jp/posts/6072

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