酢玉ねぎの食べ頃|食べるタイミングは食前or食後?

豆知識

こんにちは。KENです。

今回は、酢玉ねぎの食べ方についてご紹介します。

腸内環境の改善や血管の拡張などの効果が期待できる酢玉ねぎですが、私はこれを毎日食べ続けています。

酢玉ねぎは常食しているだけで健康に良い影響が期待できるものの、食べるタイミングについては一つだけ注意点があります。

今回は、酢玉ねぎの効果的な食べ方について解説いたします。

酢玉ねぎの食べるタイミングは食前or食後?

酢玉ねぎを食べるタイミングでベストなのは、食前でも食後でもなく「食事と同時に摂取する」というものです。

さらに言うならば、「酢玉ねぎ→タンパク質→ご飯」という順番で食べるとより効果が期待できます。

これは野菜を最初に食べるというベジファーストの理論を根拠にしています。

最初に野菜を食べることで、野菜に含まれる食物繊維が血糖値の急上昇を抑制している効果があり、これは医学的にも証明されている事実です。

以下のPDF(※①)でも図示されているように、「野菜(食物繊維)→炭水化物」の順番で食べた場合と「炭水化物→野菜(食物繊維)」の順番で食べた場合を比べると、野菜を最初に食べた時の方が血糖値の上昇が緩やかになっていることが示されています。

[※①参考文献]
●https://jyoushinkai.jp/sakura/wp-content/uploads/2021/07/糖尿病ブログ2021.7%E3%80%80%E3%80%80.pdf

また、酢にも血糖値の急上昇を抑制する効果が期待されており、この点について、料理研究家の「ぱるとよ」さんも自身のブログにて言及していました。

酢玉ねぎに使う酢は、食事と一緒に約15mlの お酢を摂ったときに、食後の血糖値の上昇を抑える効果があるといわれています。

■「https://syokuzaino.com/sutamanegi-tuskurikata/」より引用

この事実からも分かる通り、酢玉ねぎを最初に食べて、その後にご飯などの炭水化物を食べるといいでしょう。

ちなみに、厚労省が策定している「食事摂取基準」からベジファーストに関する記載が削除されてことで、一部からは「ベジファーストは意味ない」という声が上がっています。

しかし、これはベジファーストの本来の意味が曲解されてしまったことが原因だと考えられています。

先述した通り、ベジファーストの本来の意味は、「最初に野菜(食物繊維)を食べることで、食後の血糖値の急上昇を抑制する」というものです。

ところが、ベジファーストの認知度が高まるにつれて、「ベジファースト=ダイエットに効果がある」という誤った認識が根付いてしまいました。

こうした誤解が影響したためか、厚労省が策定する「食事摂取基準」からベジファーストの記載が削除されたと思われます。(※②)

[※②参考文献]
●https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a468519283b423da0c5a658be95e1893b12af0

ただ、ベジファーストの効果は医学的にも証明されているため、これは酢玉ねぎでも実践することで、血糖値の急上昇を抑制することができ、健康の増進に寄与することが期待できるはずです。

空腹時には食べないように

空腹時に酢玉ねぎを食べることは避けるようにしましょう。

これはお酢メーカーのミツカンも公式サイトで注意喚起しています。

・空腹時の摂取は控えてください。空腹時での摂取は刺激を強く感じることがあります。

■「https://www.mizkan.co.jp/health/sunochikara/」より引用

これは空腹時にお酢を摂取してしまうと、胃や腸が荒れてしまう可能性があるからです。

食べ頃はいつ?

酢玉ねぎの食べ頃は、付けてから4日目~5日目あたりと説明される場合が多いようです。

もちろん、これは個人差が大きいため、必ずしも食べ頃まで寝かせる必要はありません。

私の場合、漬けてから半日(12時間後)には食べ始めていますが、その頃には玉ねぎにも十分に酢が染みていて美味しく頂けます。

ただ、漬けてから6時間後に食べたことが一度だけありますが、この時は玉ねぎの辛みが抜け気っておらず、胃が焼ける感覚がしました。

新玉ねぎを使用している場合であれば辛みは気にする必要はないものの、一般的な玉ねぎを使用する場合で、なおかつ下処理をしていない場合には最低でも12時間は酢に漬けておくことをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました