酢玉ねぎの余った酢(残った酢)は再利用や使い回しできる?

豆知識

こんにちは。KENです。

今回は、酢玉ねぎを取り上げます。

玉ねぎには血液をサラサラにする効果が期待されていますが、これに酢を加えると、酢の持つ血管拡張効果によって血流の改善を効率的に図れます。

私自身も酢玉ねぎを常備しており、毎食ごとに少量を食べています。

ただ、ここで疑問になったのが「酢玉ねぎの漬けダレは使いまわせるのか?」という点です。

今回は、酢玉ねぎの漬けダレ(余った酢)は再利用できるのかという点についてご紹介します。

酢玉ねぎの余った酢は再利用(使い回し)できる?

結論から言うと、余った酢を再利用することはお勧めできません。

ネットで検索しても、酢玉ねぎに使用した漬けダレを使い回すことを明確に否定している情報は確認できませんでしたが、万が一のことを考えて、残った酢を使い回すことは避けた方が賢明です。

というのも、お酢メーカーのミツカンが漬けダレの再利用について公式サイトで次のように説明しているのです。

A.一度使用した液で、再度ピクルスを作ることはお止めください。

野菜を漬けた後の液は野菜から出た水分で薄まっており、味のバランスが崩れていることと、薄まっているためカビなどの微生物が増殖しやすく、傷みやすくなっております。

■「https://faq.mizkan.co.jp/faq/show/2507?site_domain=default」より引用

これはピクルスを漬けたケースを想定していますが、玉ねぎを漬けても玉ねぎの水分で酢が薄まっているため、カビなどの微生物が繁殖しやすい環境になっていることになります。

もともと酢には酢酸という酸が含まれており、これによって菌を殺したり、カビの発生を抑制する効果があります。

しかし、野菜を酢に漬けてしまうと、野菜の水分が酢に溶けだしてしまい、酢酸の濃度が薄まることで殺菌の効果が弱まってしまうというわけです。

こうした作用により、酢玉ねぎの酢を再利用することは避けた方が無難と言うわけです。

ただ、これはケースバイケースであって、厳密に使い回せないということではありません。

というのも、私自身は酢玉ねぎの漬けダレを継ぎ足して再利用しているのですが、体調に異変をきたしたことはないのです。

しかし、無暗に使い回しているわけではなく、常に漬けダレの臭いやカビの発生を確認しながら継ぎ足しをしています。

さらに、無期限に継ぎ足すということもしておらず、約2週間を目安にして漬けダレを入れ替えています。

2週間を一応の目安にしているのは、冷蔵庫で保存できる期間が2週間だからです。

2週間が過ぎた時点でも腐敗臭やカビが確認されたことはありませんが、先述した通り、水で薄まった酢は殺菌能力が弱まっていることから、この期間を過ぎてまで再利用することはしない方がいいでしょう。

残った酢の活用方法は?

残った酢を捨ててしまうのは非常にもったいないので、私は次のような方法で活用しています。

(1)ドレッシングにする

(2)マヨネーズにする

(3)タルタルソースにする

(4)水やお湯で割って飲む

残った酢に醤油とオリーブオイルを加えれば自家製のドレッシングになります。

また、残った酢に卵と塩を加えて混ぜればマヨネーズになります。

さらに、お酢の酸味が極端に苦手でなければ、水やお湯で割って飲むのもお勧めです。

このように残った酢には有効な活用方法があるので、捨ててしまうのは非常にもったいないです。

ただ、自家製のドレッシングやマヨネーズには注意があります。

それは日持ちしないということです。

市販のドレッシングやマヨネーズには日持ちを良くするため保存料が使用されていますが、自家製の場合にはこれが含まれていないため、すぐに傷んでしまいます。

理想は作った当日に全て消費してしまうことですが、長くても2日~3日の間で使い切るようにして下さい。

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