こんにちは。KENです。
今回は、美味しいきゅうりの見分け方について解説いたします。
1年を通してスーパーなどで売られているきゅうりは私たちにとって身近な食材ですが、その見分け方を知っている方は多くはありません。
本記事では美味しいきゅうりの見極め方をお伝えしていますので、今後のきゅうり選びにお役立ていただければ幸いです。
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スーパー編|美味しいきゅうりの選び方
一見すると同じように見えるきゅうりですが、美味しいきゅうりを見分けるためには以下のポイントに着目して下さい。
(2)色
(3)トゲトゲ
一つずつ解説いていきます。
太さ・重み・ハリツヤ
美味しいきゅうりを見分ける際には、きゅうりの太さに注目して下さい。
美味しいきゅうりは太さが均一で、極端に太くなっていたり、細くなっていない個体が多いのです。
また、極端に曲がっていないことも重要です。
均一なきゅうりは全体に水分が行き届いているため、美味しいきゅうり程、極端なカーブは描かなくなるのです。
加えて、手に持った時に重みがあり、表皮にハリとツヤがあることにも注目して下さい。
以下の動画ではきゅうりの奇形について解説されていますが、きゅうりが極端に細くなったり曲がったりする理由は水分や肥料などの栄養素が不足しているからです。
十分な影響が供給されなかったきゅうりが美味しいはずないため、太さが均一でない個体や、軽い個体、ハリやツヤがない個体は避けるようにしましょう。
ちなみに、きゅうりにはA品・B品・C品という等級があり、序列は「A>B>C」となっています。
A品ほど出来栄えがよく食味も優れていることから、これは1本売り用としてスーパーに並べられているケースがほとんどです。
B品やC品は太さが均一ではなく見栄えが落ちるため、これらは徳用として数本セットの大袋で売られているはずです。
そのため、お徳用のきゅうりは選別することが出来ず、必然的に見栄えの悪いきゅうりが含まれていることになるため注意が必要です。
ただ、そうした意味での「お徳用」だということを留意して下さい。
色
採れたてで新鮮なきゅうりは表皮の色が「緑」もしくは「やや黄色がかった緑」になっています。
これとは逆に、きゅうりの色が一部でも「黄色」「茶色」「黒色」になっていた場合、それは完熟を通りこして腐る寸前であるため、こうした個体は選ばないようにしましょう。
トゲトゲ
きゅうりには表皮にトゲトゲがありますが、新鮮で美味しいきゅうり程、このトゲトゲが鋭く硬いのです。
そのため、きゅうりを手にした時、痛いと感じるくらいの個体を選ぶべきです。
鮮度が落ちたきゅうりの表皮はトゲトゲがなくなり、非常に滑らかな手触りをしています。
手触りという観点から見ると、トゲトゲがない個体の方が滑らかでスベスベしていますが、これは時間の経過と共に鮮度が失われている証拠であるため、こうした個体は選ばないようにしましょう。
ただ、中にはトゲトゲがない品種も存在しているため、その場合は「太さ・重さ・ハリツヤ」と「色」を基準に選んで下さい。
賞味期限の見分け方は?
きゅうりは生ものであるため、スーパーなどで陳列されているものに賞味期限は印字されていません。
ただ、以下のポイントを押さえておけば、賞味期限が近いきゅうりを見分けることが可能となります。
(2)臭い
(3)食感
(1)の色は既に解説しているため、以下では(2)と(3)についてのみ解説してあります。
臭い
新鮮なきゅうりは野菜特有の青臭さこそありますが、不快な臭いは一切しません。
しかし、賞味期限が切れているきゅうりは臭いを放ち始めるため、臭いの有無が消費期限を見極める一つの手がかりとなります。
例えば、きゅうりから酸っぱさやアルコールに似た臭いを感じたら、それは腐敗臭であるため、決して食べてはいけません。
この時、きゅうりは細菌やカビに汚染されており、この状態のきゅうりを人間が食べると食中毒になる危険性があります。
もし食中毒にならなくても、下痢などの症状に見舞われる可能性が高いため、きゅうりから異臭がしたら迷わず廃棄するようにして下さい。
食感
きゅうりから異臭が放たれていなければ、基本的には食べても問題ないでしょう。
ただ、それは「賞味期限が切れていない」という意味であって、美味しく食べられるかは別問題です。
もし、きゅうりを食べてみてフニャフニャしていたり、スカスカの食感だった時は賞味期限が切れる寸前だと考えて下さい。
この状態でも1回(1日)で食べきれる量であれば問題ありませんが、1回(1日)で食べきれない量だった場合は廃棄することも視野に入れておく必要があります。
先述した通り、きゅうりから異臭がした場合は賞味期限が切れているため、絶対に食べてはいけません。
きゅうりの食感が怪しくなってきた時は一度で全て食べてしまうか、もしくは廃棄するようにしましょう。
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