ゴーヤの保存方法|常温、まるごと、切った後をそれぞれ解説

野菜の鮮度を保つ保存方法

こんにちは。KENです。

今回は、ゴーヤの保存方法について解説いたします。

夏に旬を迎えるゴーヤですが、中には1度では食べきれないという方もいることでしょう。

また、買っても直ぐには食べないという方向けのために、今回はゴーヤの保存方法を「常温」「冷蔵」「冷凍」に分けて解説しますので参考にしていただければ幸いです。

ゴーヤの保存方法(1)常温(まるごと)の場合

ゴーヤは常温でも保存することが出来ます。

しかし、大前提としてゴーヤは乾燥と湿気が苦手であるため、常温での保存では日持ちしないことに注意が必要です。

この点に注意して、まるごとのゴーヤを常温で保存する方法を以下に解説いたします。

[常温での保存方法]
(1)ゴーヤをキッチンペーパーなどで拭き、水気や汚れを除去する

(2)キッチンペーパーや新聞紙などでゴーヤを包み、ポリ袋に入れる

(3)風通しのよい冷暗所で保管する

まず(1)の手順を踏む理由は、ゴーヤの大敵が湿気であるため、予め水気をふき取っておかないと、そこからカビが発生する可能性があるからです。

また、汚れが付着していると、その部分から傷み始めてしまうことから、ゴーヤを常温で保存する前には必ず(1)の行程を踏むようにして下さい。

続いて(2)の手順が必要なのは、ゴーヤが乾燥するのを防ぐためです。

これはゴーヤに限った話ではありませんが、野菜や果物は水分が失われると乾燥してしまい、食味が格段に落ちてしまいます。

特にゴーヤは乾燥が大敵であることから、水分の蒸発を防ぐためにキッチンペーパーや新聞紙などに包む必要があるというわけです。

最後に、ゴーヤを常温で保存する際には(3)にある通り、風通しのよい冷暗所で保管して下さい。

スーパーなどの店頭で売られているゴーヤは未成熟の状態であり、完熟すると黄色くなります。

完熟しても食べられますが、苦味や栄養素が失われてしまうため、いくら冷暗所で保管するにしても長期間の放置は危険です。

この状態で保存が効く期間は1日~2日程度であり、この日数を目安に食べきるようにして下さい。

ゴーヤの保存方法(2)冷蔵の場合

冷蔵庫で保存する場合、常温と比べて保存が効く日数が約1週間に伸びます。

冷蔵庫で保存する際の手順がこちらです。

[冷蔵庫での保存方法]
(1)ゴーヤをキッチンペーパーなどで拭き、水気や汚れを除去する

(2)キッチンペーパーや新聞紙などでゴーヤを包み、ポリ袋に入れる

(3)冷蔵庫の野菜室に立てて保管する

(1)と(2)の手順を踏む理由は先に解説した通りとなります。

(1)と(2)の下準備を終えた後、(3)にある通り、ゴーヤは冷蔵庫の野菜室に立てて保管します。

敢えて立てて保管する理由は、ゴーヤの表面にあるイボ(突起)を潰さないためです。

実は、ゴーヤを横に寝かせて保存すると、このイボが潰れてしまい、そこから傷んできてしまうのです。

そのため、これを事前に回避するために、ゴーヤは立てて保存するようにして下さい。

ゴーヤ以外の野菜としては、大根などの根菜類は立てて保存すると日持ちします。

これは根菜類に共通する性質で、根菜類の野菜は育った時の同じ姿勢(体勢)で保存すると日持ちするのです。

切った後の保存方法は?

切った後のゴーヤを冷蔵庫で保存したいと考えている方は、以下の手順を踏んで下さい。

(1)縦半分に切って、わたと種を取り除く

(2)キッチンペーパーで余分な水分をふき取る

(3)キッチンペーパーで包んだ後、密閉するようにラップを巻く

事前にゴーヤの種とわたを取り除いておく理由は、この部分から傷み始めるからです。

そのため、予め傷み易い部分を取り除いておくことで、ゴーヤを日持ちさせることが出来るというわけです。

この状態で保存が効く期間は約1週間であるため、この日数を目安にして食べきるようにしましょう。

ゴーヤの保存方法(3)冷凍の場合

ゴーヤを冷凍庫で保存する場合の保存期間は約1ヵ月となります。

常温や冷蔵に比べて更に日持ちしますが、個体差があるため過信は禁物です。

冷凍庫で保存する場合は以下の手順を踏んで下さい。

[冷凍庫での保存方法]
(1)縦半分に切って、わたと種を取り除く

(2)キッチンペーパーで余分な水分をふき取る

(3)一口サイズにカットする

(4)フリーザーバッグに入れて、十分に空気を抜く

ゴーヤは種やわた部分から傷み始めるため、冷凍庫で保存する場合でも予めこの部分を取り除いておきます。

その後、(2)にある通り、水気を十分にふき取ります。

この時、水気を十分に除去しておかないと冷凍した時に霜が生じてしまい、食味を落とすことになってしまいます。

冷凍したゴーヤを調理する時は解凍することなくそのまま使用するため、冷凍する前に一口大にカットしておくことがポイントです。

なぜなら、冷凍していたものを解凍してしまうと、水分が染み出てきてビチャビチャになってしまい、食感や食味が悪くなってしまうからです。

そのため、ゴーヤに限らず、野菜を冷凍保存する場合は最初からカットしておきましょう。

切った後のゴーヤはフリーザーバッグに入れて、十分に空気を抜いて下さい。

この時のポイントとしては、ゴーヤ同士が重ならないように隙間を開けて入れると取り出し易くなるのでお勧めです。

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