玉ねぎの選び方は皮や形をチェック!黒いシミは何?

美味しい野菜の見分け方

こんにちは。KENです。

今回は、美味しい玉ねぎの選び方をご紹介いたします。

本記事でご紹介する玉ねぎは1年を通して栽培されている黄玉ねぎで、4月~5月にかけて流通する新玉ねぎは別の記事で解説する予定です。

美味しい玉ねぎの選び方

美味しい玉ねぎを選ぶ上でのポイントは以下の4点です。

(1)皮

(2)形・首・根

(3)重さ

(4)芽や根の有無

一つずつ解説していきます。

皮が乾燥しているか?

美味しい玉ねぎの皮はパリっと乾燥しています。

そのため、当たりの個体を見分けるためにはまず皮に注目しましょう。

品質のいい玉ねぎの皮はしっかりと乾燥していて、なおかつ、皮全体が透明感のある茶色をしています。

また、皮に傷がついていないかも重要です。

形が丸々としているか?

美味しい玉ねぎの形は丸々としており、球体に近い個体の方が食味がいい傾向にあります。

ただ、首(頭頂部)と根の部分のチェックも欠かせません。

食味のいい個体は首と根が小さくギュッと締まっているため、美味しい玉ねぎを選ぶ際には「形が球体に近く、首と根が小さく締まっているもの」という点を忘れないようにして下さい。

これとは逆に、形が楕円形になっている個体は熟し過ぎて食味が落ちている可能性があり、こうした個体は選別の際に弾いておきましょう。

ずっしりとした重さがあるか?

美味しい玉ねぎは手に持った時にずっしりとした重さがあります。

良質な個体は重量があり、なおかつ、指で軽く押した時に適度な硬さと弾力があります。

重量感があり、硬さと弾力がある個体は水分を多く含んでいるため、甘みとみずみずしさが残っているのが特徴です。

これとは逆に、手に持った時に重量感がない個体は中身に空洞や傷みが生じている可能性があります。

また、空洞や傷みがない個体でも、乾燥し過ぎた個体も重量が軽くなる傾向にあるため、軽い個体は避けた方が無難です。

なお、玉ねぎは、真上から見た時の中心部分(頭頂部)から傷みが広がっていきます。

そのため、玉ねぎを選ぶ際は玉ねぎの頭頂部や根を軽く押してみて、硬さをチェックするといいでしょう。

もしそれらの部分が柔らかくなっていた場合は傷みが生じている可能性があるため、避けましょう。

芽や根が出ていないか?

成長し過ぎた玉ねぎは芽や根が出ているため、美味しい玉ねぎを選ぶ際には芽や根が出ていない個体を選びましょう。

玉ねぎは芽から栄養を吸収して成長することから、芽が出ている個体は栄養分を芽に奪われてしまっている状態となります。

当然、芽に栄養を奪われていまった玉ねぎは、可食部である実の食味が落ちてしまいます。

そのため、玉ねぎを買う際には芽や根が出ていないものを選びましょう。

ちなみに、玉ねぎが葉付きの状態で販売されている時もありますが、この時は葉がみずみずしくハリとツヤがある個体を選んで下さい。

皮にある黒いシミは何?

玉ねぎを観察すると、皮の部分に黒いシミのような斑点が付着している個体があります。

この黒いシミの正体は黒カビです。

一般家庭の黒カビはお風呂場やキッチンなどの水回りで多く発生し、非常に頑固なカビとして認識されています。

また、黒カビは人体に深刻な影響を与える可能性が懸念されており、呼吸器疾患やアレルギー疾患などの健康被害を引き起こす恐れがあります。

そのため、こうした黒カビが玉ねぎの皮に生じているとその個体は忌避したくなります。

ただ、家庭に生じる黒カビと玉ねぎの黒カビは別種で、玉ねぎの黒カビは皮の部分にしか生じません。

つまり、皮に黒カビがあったとしても、中身まで黒カビに浸食されているというわけではないのです。

もし購入した玉ねぎに黒カビが生じていたとしても、その部分を除去してしまえば健康被害の心配なく食べることが出来ます。

もちろん、玉ねぎを選ぶ時点で黒カビが生じている個体は弾くべきですが、複数個の玉ねぎがネットや袋で販売されている場合はどうしても1個1個を吟味することは出来ないため、黒カビについて予め知っておくといいでしょう。

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